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【電子版限定】夫になりすまし他社の見積もり断る 中古車購入2週間後の不具合「劣化による」と… <私が体験した自動車修理・売買トラブル>

熊本日日新聞 2023年8月9日 05:00
国土交通省の立ち入り検査を受けたビッグモーター宇土店=7月下旬、宇土市
国土交通省の立ち入り検査を受けたビッグモーター宇土店=7月下旬、宇土市

 中古車販売大手ビッグモーターの保険金不正請求問題などを受けて、熊日が「SNSこちら編集局」で自動車の修理や売買を巡るトラブルに関するアンケートを実施したところ、さまざまな体験談が集まった。また、ビッグモーター問題についても多くの意見が寄せられた。一部を紹介する。

 【実際に体験したトラブルの内容】

 「コーティングを勧められて契約したが、納車後に撥水(はっすい)しないので知り合いのガゾリンスタンドに相談したところコーティングされてないと言われた。普通は『施行証明書』を発行しているそうだが、そういったものもなかった」(熊本市、50代女性、パート)

 「車検を受けた際、見積もりにスパークプラグの交換が入っていた。『1年前の点検で替えたような記憶がある』と突っ込んだら、しばらく待たされて『すみません、交換されてました』と言われ、キャンセルになった」(氷川町、40代女性、会社員)

 「25年ほど前にバンパー側面を擦られ、相手が全額支払うということで、知り合いの紹介で板金工場に修理に出した。塗装が剝がれた程度だったが、工場の社長が、『どうせ相手が支払うならバンパー新品にしましょうか』と持ちかけてきたが断った。当時の価格で塗装は1万5千円。バンパー交換は約5万円だった」(天草市、40代男性、会社員)

 「5~6年前に車を買い替え、それまで乗っていた軽自動車を引き取ってもらった。約半年後にその車の重量税の通知が届き、名義は私のままだった。問い合わせると、1度私が立て替えて納付し、後ほど返金された。不信感しか残らなかった」(熊本市、40代男性、会社員)

 「私は家族が車関係の仕事をしていて詳しいため、見積もり通りの検査をしていないことに気づいた。細かく問い詰めると『忘れてました』『すぐやります』と慌てていた。素人の若い女性でカモにできるとでも思ったんだろう」(熊本市、20代女性、会社員)

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