プレミアム会員限定

ヴォルターズ、新アリーナ計画霧の中 B1参入へ必須条件 有力候補地、開発規制などで頓挫

熊本日日新聞 2023年4月26日 08:06
県立総合体育館の大体育室で開かれた熊本ヴォルターズの公式戦=9日、熊本市西区
県立総合体育館の大体育室で開かれた熊本ヴォルターズの公式戦=9日、熊本市西区

 バスケットボールB2の熊本ヴォルターズの新アリーナ(体育館)計画の見通しが不透明となっている。Bリーグは2026~27年シーズンから導入する新B1参入条件として大型アリーナの整備を求めており、基準を満たしていない熊本は、たとえ5月から始まるプレーオフを勝ち抜き、23~24シーズンからの昇格を勝ち取ったとしても、26年からの新B1には参入できない状況だ。

 運営会社の熊本バスケットボール(熊本市)は22年1月、県内の屋内体育施設では最多の収容人数となる6千~7千席を想定した新アリーナの建設計画をまとめた。同年春をめどに建設地を複数候補から1カ所に絞り込む方針も示した。

 一時は宇城市のJR松橋駅西側を最有力の建設候補地としたが、用地交渉や開発規制見直しなどの課題が浮上。宇城市が「何か一つ暗礁に乗り上げると(26年からの)新しいB1参入まで完成が間に合わなくなる。我々が足を引っ張るわけにはいかないと考え、お断りした」と手を引き、計画は頓挫した。

この記事は「プレミアム会員(熊日定期購読の方)」限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。

残り 1086字(全文 1517字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本のスポーツ