ヴォルターズ、新アリーナ計画霧の中 B1参入へ必須条件 有力候補地、開発規制などで頓挫
バスケットボールB2の熊本ヴォルターズの新アリーナ(体育館)計画の見通しが不透明となっている。Bリーグは2026~27年シーズンから導入する新B1参入条件として大型アリーナの整備を求めており、基準を満たしていない熊本は、たとえ5月から始まるプレーオフを勝ち抜き、23~24シーズンからの昇格を勝ち取ったとしても、26年からの新B1には参入できない状況だ。
運営会社の熊本バスケットボール(熊本市)は22年1月、県内の屋内体育施設では最多の収容人数となる6千~7千席を想定した新アリーナの建設計画をまとめた。同年春をめどに建設地を複数候補から1カ所に絞り込む方針も示した。
一時は宇城市のJR松橋駅西側を最有力の建設候補地としたが、用地交渉や開発規制見直しなどの課題が浮上。宇城市が「何か一つ暗礁に乗り上げると(26年からの)新しいB1参入まで完成が間に合わなくなる。我々が足を引っ張るわけにはいかないと考え、お断りした」と手を引き、計画は頓挫した。
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