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（１１）親戚に育まれた笑いの感覚

マンガ家　とり・みき「ナカグロへの道」
熊本日日新聞 2023年4月21日 07:00
父方の実家の酒屋にあった大金庫。のち球磨焼酎専門店「一期屋」に展示（2010年、筆者撮影）

　私が物心ついたとき、父方は7人、母方は8人もの兄弟姉妹がいた。私にとってはおじ・おばにあたる人たちだ。「物心ついたとき」と記したのは幼くして亡くなった兄弟もいると聞くからだ。今と比べておおむね子供の数は多かった時代ではあるが、にしてもどち...

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わたしを語る「ナカグロへの道」

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