コロナ患者急増、医療逼迫「綱渡り」 熊本市は病床稼働率9割超 

熊本日日新聞 2021年1月15日 07:50
ビニールカーテンなどの感染対策を施し、コロナの重症患者に対応する3次救急医療機関の集中治療室(ICU)。昨年末から満床が続いている=熊本市

 新型コロナウイルス感染者の急増で、熊本県内の医療体制が逼迫[ひっぱく]している。熊本市の病床稼働率は9割を超え、重症者の治療を担う医療機関では、空けたベッドがすぐ埋まる綱渡りの状態に。現場の医師らは「命の選別をせざるを得ない状況が近い」と...

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