株式投資ってどんなイメージ? 利益には2種類 新NISA口座なら無税 少額からの投資も可能に【まね得 株式投資は怖くない編】
株式投資というと投資初心者にとってはハードルが高いイメージですが、もう少し気楽に考えても良いのかもしれません。「企業が発行した株式を買って、その企業のオーナーの1人になる」。そんな感じで購入してみるのはいかがでしょうか? 最低限の知識を学んでおきましょう。(太路秀紀)
株式投資は怖くない① 企業オーナーの1人に
皆さんは株式投資にどんなイメージを持ちますか? バブル経済の崩壊やリーマン・ショックで株価が暴落し、多くの人が損をした記憶でしょうか。株価暴落は今年8月にもありました。「株式投資は怖い」という印象の人も多いと思います。
株式はリスクもリターンも高めの金融商品とされますので、そのイメージは大切です。一方で株式投資の〝別の顔〟にも注目すると、初心者にとっても投資先としてアリだと考えます。
企業の株式を買うということは、その企業のオーナーの1人になるということです。オーナーとしての権利は持っている株数に応じて与えられます。企業がもうかれば、もうけた利益の一部を受け取れます。「配当」です。株数が多ければ経営にも参加できます。
株価が値上がりすれば売った時に利益を得られます。株式には債券のように満期がないので、企業が破綻しない限り資産として価値があります。株価が下がっても企業が活動を続け、再び株価が上がることはよくあります。株価が安くなる暴落時はむしろ「買い」。初心者は暴落時も慌てず、株式は長期保有を基本にしましょう。
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