投信は初心者向きの金融商品 株式、債券… 何に投資? リスクやリターンに直結【まね得 投信はプロに託す編】

熊本日日新聞 2024年9月23日 05:00

 投資初心者向けの商品として投資信託があります。運用はプロに〝お任せ〟。何に投資するかによって種類もさまざまです。証券会社だけでなく、銀行など、より幅広い金融機関で購入できます。投資信託の基本を学びましょう。(太路秀紀)

投信はプロに託す① 少額からの分散投資可能

投信は初心者向きの金融商品 株式、債券… 何に投資? リスクやリターンに直結【まね得 投信はプロに託す編】

 今年1月に新NISA(ニーサ)が始まり、一般の人にもより身近になった金融商品が投資信託(投信)でしょう。投資信託とは「信託」の名前が示す通り、投資のプロにお金を託して、運用してもらう金融商品です。そのため運用を任せている間は、プロに支払う報酬が必要になります。「信託報酬」といいます。

 投資信託の利点は、比較的少ないお金で多くの金融商品に分散投資ができる点です。というのもプロが多くの人(投資家)からお金を集めて大きなお金の塊を作り、それをさまざまな商品に投資して得た利益を、投資額に応じて投資家に戻す仕組みだからです。そのため「投資初心者にも向いている」金融商品だとされています。

 投資信託は証券会社だけでなく、銀行など、より身近な金融機関で口座を設けて購入できます。販売窓口が広い金融商品です。

 投資信託を通じて投資する先は、株式や債券、不動産などさまざまです。信託報酬やその他の手数料も商品によって変わってくるので、自分の投資スタイルにピッタリの商品を見つけられるかがポイントになります。

残り 1988字(全文 2573字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本のニュース