「やな場」の料理 進化示したい【ハイ!こちら編集局】
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甲佐町の観光施設「やな場」で料理長を務めています。今季もアユ漁解禁の6月1日から、料理の提供を始めました。雨が多く、例年よりお客さまは少なめですが、自慢の塩焼きや刺し身などアユづくしの料理を楽しんでもらえるよう、全力で営業しています。
私は鹿児島県の出身で、24歳で甲佐町に移住しました。関西のホテルで料理人をしていましたが、コロナ禍で帰郷を考えていた際、高校の友人づてに甲佐町の存在を知りました。小川が流れる町や里山の景色が、京都や鹿児島の地元に似ていて好きです。人とのつながりが濃く、寡黙だった私が誰とでも話せるほどにもなりました。この町のおかげで変われました。
今年はやな場の料理長になって3年目。これまでの経験をフルに生かし、料理に変化や進化を見せられるかどうかの勝負の年です。新商品も開発し、「去年よりおいしい」と言ってもらえる料理を作りたいです。この町での成長を見せられるよう頑張ります。=甲佐町、料理人・男、27
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