おぼろ迷宮（233）

熊本日日新聞 2023年10月25日 05:00
おぼろ迷宮（233）

　3 最大の事件（百五十一） 　「えっ、そうなんですか」 　剛田本人が驚きの声を上げる。自分では気づいていなかったようだ。 　「もっとも、そのせいで監察から目を付けられたわけだがな」 　鳴滝は冷めきった煎茶を飲み干して茶碗を置き、 ...

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小説「おぼろ迷宮」　
3　最大の事件③（189）～（248）

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