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<社説>終戦の日 理不尽な死の記憶を継ぐ
熊本日日新聞
赤みを帯びた馬門石のアーチの向こうに、おんぶした幼い弟とともに消えていく。宇土市の大橋敏雄さん(84)は、自宅近くの船場橋のたもとで77年前に見送った母アイさんの後ろ姿を、胸を締め付けるような記憶として留めている。 あの日の母と私が ...
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