<新生面>窓を開ける
熊本日日新聞
歌人の故安永蕗子さんは、20代のころに大病を患い、自宅療養を余儀なくされた。<天窓[てんまど]を空に組む足父の足一梁ゆらとわが目もゆれて>。横になったままでも外が見えるようにと父親が作ってくれた、大きな天窓を詠んだ歌だ▼以来、天窓から見え...
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