「熊日プレジデント倶楽部」は、熊本を代表する有力企業や団体、教育・医療機関のトップと熊本日日新聞社で構成する情報発信・交流の場です。会員企業・団体のトップが自社の現在地や今年の展望を語った新春インタビュー、イベントリポートなど各種コンテンツは特設ページよりご覧いただけます。
株式会社えがお「『健康』と『笑顔』届ける商品づくりに注力」代表取締役会長兼社長・北野忠男氏【トップインタビュー】
熊日プレジデント倶楽部─サプリメント以外の商品開発にも力を入れておられますね。
北野 「健康」を基軸に、サプリメントから食品へと商品の幅を広げています。昨年は「しあわせな味噌汁」をラインアップに加えました。黒酢や乳酸菌を配合した、当社ならではのおみそ汁です。健康に良いのはもちろん、本当においしいものを提供したいと努力しました。今後も、手軽でおいしく、健康に貢献できる食品開発に力を入れていきたいと思っています。
─近々発売を予定している商品はありますか。
北野 大麦麦芽飲料の発売を予定しています。骨の成長を助ける子ども用、タンパク質を配合した成人用、コラーゲン配合の女性用、それぞれ味の異なる3種類を展開予定です。こちらも「おいしさ」にこだわっています。そのほか、当社の人気商品「黒酢」「鮫珠」をベースにしたペットフードやペットサプリ(犬用健康補助食品)の開発も進めています。ペットの健康を気遣うお客さまから「黒酢や鮫珠で自分の体調が良くなったから、ペットにもあげたい」との問い合わせをいただいていました。そこで、「ペットの予防医学」をテーマに、ペットの健康や長生きに関する研究を東海大学と産学協同で取り組んでいます。
─全国的に事業を展開されていますが、マーケティングを担う人材をどのように育成されていますか。
北野 東京事務所でマーケティングを担当する幹部候補生7人の新卒採用が内定しています。さまざまな世代で健康意識が高まる中、当社の新たなチャレンジの推進役になってほしいと始めた新たな試みです。内定後にマーケティングの勉強会を開くなど、彼らの学びは既に始まっています。今後は、経営陣の会議に参加させるなどして議論する場をつくり、管理職全員で優秀な人材を育成していく体制にしていきます。
─今後の計画をお聞かせください。
北野 「若者の成長の支援が日本の将来を良くする」が、私とCEOの原田泳幸の共通の信条です。次年度以降、会社説明会で原田によるセミナーやワークショップを実施し、学生の学びや意欲の向上につながる取り組みを計画しています。人づくりを通じた社会貢献事業として東京に開園したバイリンガル幼児園「キッズデュオインターナショナル東雲」と「アイキッズスター四谷」の運営も順調です。今後もお客さまとのご縁に感謝し、お客さまの健康と笑顔のために、本当に良い商品を作り、より良い人づくりに励んでいきたいと思います。
概要
所在地 | 〒862-0901 熊本市東区東町4丁目10-1 【電話】096(241)7777 |
---|---|
設立 | 平成2年8月17日 |
事業内容 | 総合健康関連事業 |
資本金 | 1億円 |
役員 | 2人 |
従業員数 | 345人(えがおグループ全体) ※11月時点 |
取扱商品 | 「えがおの黒酢」「えがおの肝油 鮫珠」 「えがおの青汁満菜」など約70商品 |
ホームページ | https://www.241241.jp/ |
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