「熊日プレジデント倶楽部」は、熊本を代表する有力企業や団体、教育・医療機関のトップと熊本日日新聞社で構成する情報発信・交流の場です。会員企業・団体のトップが自社の現在地や今年の展望を語った新春インタビュー、イベントリポートなど各種コンテンツは特設ページよりご覧いただけます。
熊本学園大学「『スポーツ振興センター』開設 地域に貢献」学長・林裕氏【トップインタビュー】
熊日プレジデント倶楽部─昨年8月、学長に就任されました。
林 私は1987年に前身の熊本商科大学に赴任し、今年で39年目を迎えます。本学が文系総合大学に発展する中で学部運営や大学経営に携わってきました。建学の精神である「師弟同行」「自由闊達」「全学一家」を今後も大切にし、教育の質の保証と地域で活躍できる人材の育成を進めていきます。そこで、本学をより良くするために、「教育力、研究力、就職力による学生満足度の最大化の実現」を基本方針としました。
─教育の主な取り組みについてお聞かせください。
林 地域・社会の変化に対応できる人材の育成を目指す教育改革「NEW!クマガク」が、昨年4月にスタートしました。学科を一部再編し、全学部・学科で新しい教育プログラムを展開しています。産学連携による従来の「地域中核人材育成プログラム」は、地域の課題に仲間と共に挑戦するリーダーを育成する「クマガク地域リーダー育成プログラム」に刷新。また、他学部・他学科の科目に興味を持つ学生のニーズに応えるため、「学部横断プログラム」を実施しました。そして、スポーツを通じた教育ならびに学生生活の充実、さらに地域社会への貢献を目指す「スポーツ振興センター」を開設しました。
─スポーツ振興センターは、どんな役割を持っていますか。
林 ①スポーツ施設(スポーツ施設の管理・運営など)②修学支援(スポーツ活動に関わる学生の修学やキャリア支援など)③競技支援(競技力強化や指導者支援など)④広報・地域連携(広報活動と地域スポーツの拠点事業支援など)⑤健康運動促進(一般学生の健康増進など)─の五つの柱に基づき、スポーツ活動を支援していきます。本学が持つ施設や人材などの豊かなスポーツ資源を活用し、学生のスポーツ活動をより積極的に管理・運営・支援します。それに伴い学生への支援のみならず、広くスポーツを通じて地域社会の発展に貢献したいと考えています。本学が九州におけるスポーツの拠点となれるよう力を尽くします。
─今後の抱負をお聞かせください。
林 学生時代は、長い人生においてさまざまなことに挑戦できる貴重な期間です。サークル活動やボランティア活動、海外留学、インターンシップなど、いろいろな経験を積み、自分の価値を高めてもらいたいですね。学生が「この大学に来てよかった」と思える大学にするのが私たちの大事な務めだと考えています。
概要
所在地 | 〒862-8680 熊本市中央区大江2丁目5-1 |
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創立 | 昭和17年4月 東洋語学専門学校創立 昭和25年4月 熊本短期大学設立 昭和29年4月 熊本商科大学設立 平成6年4月 熊本学園大学に名称変更 |
学部・学科、大学院 | 〈熊本学園大学〉 商学部(商学科、ホスピタリティ・マネジメント学科)、経済学部(経済学科、リーガルエコノミクス学科)、外国語学部(英米学科、東アジア学科)、社会福祉学部第一部(社会福祉学科、福祉環境学科、子ども家庭福祉学科、ライフ・ウェルネス学科)、社会福祉学部第二部(社会福祉学科) 〈熊本学園大学大学院〉 商学研究科、経済学研究科、商学・経済学研究科、国際文化研究科、社会福祉学研究科、会計専門職研究科 ※福祉環境学科は2024年度より募集停止 ※商学研究科と経済学研究科は2024年度より募集停止 |
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STORY
連載・企画-
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学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛やより良い生活につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学びましょう。
※この連載企画の更新は終了しました。1年間のご愛読、ありがとうございました。エフエム熊本のラジオ版「聴いて得する!お金の話『まね得』」は、引き続き放送中です。