「熊日プレジデント倶楽部」は、熊本を代表する有力企業や団体、教育・医療機関のトップと熊本日日新聞社で構成する情報発信・交流の場です。会員企業・団体のトップが自社の現在地や今年の展望を語った新春インタビュー、イベントリポートなど各種コンテンツは特設ページよりご覧いただけます。
コンフォートハウス株式会社「『一番安心なところ』となる家づくり提案」代表取締役社長・荒木雄一郎氏【トップインタビュー】
熊日プレジデント倶楽部─昨年、創業20周年を迎えられました。
荒木 2004年に現会長が創業し、昨年3月に20周年を迎えることができました。私たちを選んでくださったお客さまには改めて感謝の気持ちでいっぱいです。11月に開催したオーナーさま向けのイベントには、引き渡しから10年以上たっているお客さまもご参加くださいました。長いお付き合いができているのはうれしいですね。
─家づくりのこだわりは。
荒木 2015年からZEH(ネット・ゼロエネルギー・ハウス)に地場のハウスメーカーでいち早く本格的に取り組み、今ではZEH+蓄電システムを標準採用しています。ZEHの強化版で、国から160万円の補助金が支給されるGX志向型住宅にも原則標準仕様のままで対応しています。ランニングコストや今後のエネルギーコストの上昇を考えるとZEH+蓄電システムが圧倒的に経済的です。災害時に電気が使える安心感も大きいですね。地震対策では耐震だけでなく、高性能な制震ダンパーを全棟採用し、万全を期しています。「いかなるときも家が一番安心なところであるように」との考えに基づき、家づくりに取り組んでいます。
─春には新モデルハウスができますね。
荒木 合志市御代志のかすみヶ丘分譲地に建売タイプのモデルハウスをオープンします。総合展示場のモデルハウスとは異なる、より等身大の建物になるため、当社の標準仕様のグレードの高さを実感していただけると思います。そこでの新しい提案としてスマートハウスを考えています。住宅設備の遠隔操作や見守りカメラを使った出先からの室内確認など、新しい暮らし方をご覧いただきたいです。
─今後どのような会社を目指しますか。
荒木 住宅会社間の競争が激化する中、お客さまとの信頼関係をますます大事にしたいと思います。日頃から社員には「私たちの仕事は問題解決業だ」と伝えています。お客さまが家を建てる理由はさまざまですが、共通するのは今の住まいに何か不満や問題があるということです。家づくりを通してそれらを解消するのが私たちの役目であり、存在価値であると考えています。また、家づくりの過程ではクリアしなければならない問題が色々と出てきます。それらを解決し、道を作るのも私たちの仕事です。不満や問題をお客さまがオープンにしてくださるのは信頼できる人にだけだと思います。多くのお客さまにとって「家づくりの転ばぬ先の杖」となれるよう信頼され、お客さまの思いに寄り添って行動できる人材を育てていきたいです。
概要
所在地 | 〈本社〉〒862-0910 熊本市東区健軍本町1番8号 【電話】096(367)6244 〈長崎支店〉〒852-8034 長崎市城栄町2-18 【電話】095(865)6355 |
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事業内容 | 注文住宅建築、アパート建築、分譲住宅、増改築 |
設立 | 平成16年3月8日 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 62人(令和7年1月1日現在) |
ホームページ | https://www.comfort-house.com/ |
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