「熊日プレジデント倶楽部」は、熊本を代表する有力企業や団体、教育・医療機関のトップと熊本日日新聞社で構成する情報発信・交流の場です。会員企業・団体のトップが自社の現在地や今年の展望を語った新春インタビュー、イベントリポートなど各種コンテンツは特設ページよりご覧いただけます。
株式会社再春館製薬所「お客さまとのふれあいが社員の喜びに」代表取締役CEO・西川正明氏【トップインタビュー】
熊日プレジデント倶楽部─昨年を振り返っていかがでしたか。
西川 お客さまとのコミュニケーションの形が一気に進化したと思います。私たちは、通信販売で多くのお客さまと電話を中心とした双方向のコミュニケーションを図り、頂いた声を基に応対のスキルを磨いてきました。コロナ期を経て、昨年からは特に、私たちの姿をライブで感じていただけるオンラインセミナーや、全国のお客さまにお会いするために、「お客様交流会」やポップアップイベントも開催し、お付き合いの長いお客さまや生活者と直接お会いする機会が増えています。また、商品を愛用されているお客さまに益城町の本社にお越しいただく企画も定着してきました。リアルの場で多くのお客さまの笑顔に出会えることに手応えを感じています。
─昨年は国内外の世界的な大会でバドミントンが盛り上がりましたね。
西川 熊本で開催された国際大会においても、多くの選手たちが世界の舞台に出場し、活躍してくれているのは、とてもうれしいことです。そしてバドミントンを通じて、働いている社員が誇りに思ってくれて、一緒に応援をすることで、たくさんのエネルギーをもらえたことが、大きな収穫だと思います。2月には熊本で国内のチームナンバー1を決めるリーグ戦が開催されます。多くの方に観戦いただきたいですね。
─環境への取り組みにも積極的ですね。
西川 自然の恵みをたくさん頂き、ものづくりを続けている私たちにとって、熊本の豊かな自然を未来に残していくために、環境への取り組みは欠かせません。熊本と言えば「地下水」。会報誌を通じて全国のお客さまにお伝えし、商品購入金額の一部を地下水保全のために寄付させていただく企画なども行いました。使うだけでなく、返していく。そのために植栽をして緑を増やすなど、昔から続けてきたことをつないでいきたいと思います。
─今後の展望をお聞かせください。
西川 ネット社会において、生活者の購買行動がシンプルにはなりましたが、私たちは商品を販売して終わりではなく、さまざまな場面でお客さまの生き生きとした人生に寄り添いながら、より身近に感じていただけるような取り組みも推進していきます。私たちの安心安全なものづくりへの思いは時代が変化しても変わりませんが、お客さまにとって、私たちがご提供する製品やサービスで、マイナスをゼロに戻すだけでなく、なりたいお肌、お体になっていただくための前向きな応援をこれからも続けていきたいと考えています。
概要
所在地 | 〒861-2201 上益城郡益城町寺中1363-1 |
---|---|
事業内容 | 医薬品・医薬部外品・化粧品の製造及び販売、健康食品の販売 |
設立 | 昭和34年9月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 876人(2024年10月末時点) |
事業所 | 東京事務所(東京都港区高輪) |
店舗 | ドモホルンリンクル コミュニケーションスペース (東京)京王百貨店新宿店4階、松屋銀座7階 (愛知)松坂屋名古屋店本館7階 (大阪)阪急うめだ本店7階 (福岡)博多阪急1階 |
関連会社 | ・再春館システム(株)(東京・大阪・福岡・熊本) ・(株)再春館「安心・安全」研究所(熊本市) ・(株)ヒューマンリレーション(福岡) ・(株)第一エージェンシー(福岡・東京) ・(株)再春館共創ラボラトリー(東京) |
ホームページ | https://www.saishunkan.co.jp/ |
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