「熊日プレジデント倶楽部」は、熊本を代表する有力企業や団体、教育・医療機関のトップと熊本日日新聞社で構成する情報発信・交流の場です。会員企業・団体のトップが自社の現在地や今年の展望を語った新春インタビュー、イベントリポートなど各種コンテンツは特設ページよりご覧いただけます。
ドゥ.ヨネザワ企業グループ「 既存事業の変革で価値創造を追求」CEO・米澤誠氏
熊日プレジデント倶楽部─昨年はどのような年でしたか。
米澤 「変革期」と位置付ける5カ年の中期経営戦略を推進しており、昨年はその4年目の年でした。「デジタル」「環境」「健康」の3領域において、新たな価値を創造する企業への変革を目指し、インフォメーション&コミュニケーション、カーライフ、ゴルフ、ライフ&ウェルネスの各事業カテゴリーにおいて基盤の再構築と新しい取り組みを進めてきました。
─昨年のトピックをお聞かせください。
米澤 インフォメーション&コミュニケーション事業を展開するグループ会社「フレッシュハーツ」では映像の企画・制作・総指揮を手掛けており、今年春に公開予定の映画「お終活」の制作を進めています。こちらは2021年の前作から「終活」という社会課題をテーマにしており、本作ではさらに介護事業に関する問題なども提起した物語となっています。この映画の制作費の調達では、NFT(所有証明書付きのデジタルデータ)を活用した新たな取り組みを行いました。
─多角的に事業を展開されています。
米澤 カーライフ事業では、輸入車販売の経験を生かして昨年6月に「ヨネザワ モビリティ」を設立。地域の人々に安心・安全なモビリティライフの提供と持続可能な社会への貢献を目標に、「KURUMAZA」の屋号でサービスを展開中です。国内外の幅広い車両を取り扱い、認証整備工場が併設された店舗では、車検点検・整備をはじめドレスアップ・カスタムカーも製造販売。カーレンタル、保険の取り扱いなども含めた地域密着型のトータルカーライフサポートを目指しています。ゴルフ事業では、昨年7月に「熊本ゴルフ倶楽部」を設立しました。設立に伴い運営する二つのゴルフ場の名称を「熊本ゴルフ倶樂部 城南コース」「熊本ゴルフ倶樂部 阿蘇湯の谷コース」に変更し、顧客サービスの向上と両ゴルフ場のさらなる連携強化を図ります。また城南の温泉施設をリニューアルし、アウトドア施設をオープンして団体宿泊も可能なコテージを新設する計画です。テント泊のお客さまだけでなく、企業や学校の研修、ゴルフなどもできる施設に生まれ変わります。ライフ&ウェルネス事業では、新たに医療法人誠寛会を設立。介護事業「風の木苑」との連携強化やクリニックと提携した新規事業の立ち上げ、グループ社員向けの健康診断などを内製化して、健康経営を推進します。今年も既存事業の変革を進め、新たな価値創造を追求します。
概要
所在地 |
ドゥ.ヨネザワ企業グループ本部 〒862-0908 熊本市東区新生2丁目23-18 |
---|---|
創立 | 1999年4月 |
事業内容 | インフォメーション&コミュニケーション事業 カーライフ事業 ゴルフ事業 ライフ&ウェルネス事業 |
従業員数 | 約700人 |
関連会社 | (株)DNS、(株)アド・コム、(株)フレッシュハーツ、(株)モトーレンフロイデ、ヨネザワ モビリティ(株)、(株)熊本ゴルフ倶楽部、(株)ドゥ.ヨネザワ、城南観光(株)、(株)ミスターリースリー、社会福祉法人 永幸福祉会、医療法人社団 誠寛会、(株)ケアサロン九州 |
ホームページ | https://doyg.jp/ |
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