「熊日プレジデント倶楽部」は、熊本を代表する有力企業や団体、教育・医療機関のトップと熊本日日新聞社で構成する情報発信・交流の場です。会員企業・団体のトップが自社の現在地や今年の展望を語った新春インタビュー、イベントリポートなど各種コンテンツは特設ページよりご覧いただけます。
株式会社再春館製薬所「熊本になくてはならない会社として」代表取締役CEO・西川正明氏
熊日プレジデント倶楽部─昨年を振り返っていかがでしたか。
西川 昨年の夏は、4年ぶりの開催となった江津湖花火大会の応援をさせていただきました。季節の風物詩として多くの皆さまに喜んでいただき、とてもうれしく思います。私たちは熊本に生まれ、育てていただいた会社です。皆さまへの感謝の気持ちを込め、熊本になくてはならない会社として、これからもふるさと熊本を応援してまいります。
─2024年は「ドモホルンリンクル」が誕生して節目の50年目となります。
西川 当社は1932年に熊本で生まれました。79年に一度経営破綻した会社を母が引き継ぎ、2004年に私がバトンタッチして現在まで、お客さまをはじめ多くの方に支えていただき、全国、世界のお客さまへ製品をお届けできるまでに成長することができました。熊本は豊かな自然、阿蘇の伏流水にも恵まれています。ご愛顧いただいているお客さま、地域の皆さま、自然への感謝を行動としてお返しできるよう今後も努めてまいります。
─企業として特に大切にされていることは。
西川 通信販売もネットが中心となり、さらに力を注いでいかなければなりませんが、私たちがこれからも大切にしたいのは、変わらずお客さまに寄り添った商いを続けていくことです。電話で磨き上げてきたお客さまとのコミュニケーションは、今の時代に合わせ、まだまだ進化させていく必要があると感じています。私たちは「100人の方に1回購入いただくより、1人の方に100回購入いただきたい」と考えています。便利さを優先する環境の変化はあっても、サービスの品質は変えることなく、お客さまの生き生きとした人生を応援して、お客さまと一緒に長く年を重ね続けていければと思います。
─昨年11月にはバドミントンの国際大会が熊本で初めて開催されました。
西川 熊本県、熊本市が中心となり招致され、世界のトップ選手の試合を東京や大阪ではなく、熊本で観戦できる貴重な機会ができたのは素晴らしいことだと思います。2026年まで毎年開催されますので、世界で活躍する選手たちをぜひ応援いただきたいと思います。当社のバドミントン部も創部から今年で10年目を迎えますが、大会での結果を残しつつ、「NPO法人熊本県バドミントン王国復活プロジェクト」とも連携を深め、県内のキッズキャラバンにもさらに力を入れていきます。子どもたちが世界レベルのプレーを体感し、夢を追いかけ、挑戦する気持ちを持ってくれたらうれしく思います。
概要
所在地 | 〒861-2201 上益城郡益城町寺中1363-1 |
---|---|
事業内容 | 医薬品・医薬部外品・化粧品の製造及び販売、健康食品の販売 |
設立 | 昭和34年9月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 944人(2023年10月末時点) |
支店 | 東京事務所(東京都港区高輪) |
関連会社 | ・再春館システム(株) ・(株)再春館「安心・安全」研究所 ・(株)ヒューマンリレーション ・(株)第一エージェンシー ・ユニバーサル・サウンドデザイン(株) |
ホームページ | https://www.saishunkan.co.jp/ |
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