コンフォートハウス株式会社「蓄電システム搭載の家が標準仕様に」代表取締役社長・荒木雄一郎氏

熊日プレジデント倶楽部
熊本日日新聞 2024年1月1日 00:01
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代表取締役社長 荒木雄一郎氏
代表取締役社長 荒木雄一郎氏

─昨年を振り返ると、どのような年でしたか。

荒木 当社が出展する三つの住宅総合展示場のうち2カ所が同時に建て替えとなったため、その間は単独のモデルハウスを開設しました。土地の条件などを考慮した建坪28・5坪(約94平方㍍)の3LDKの平屋は、使い勝手の良い動線や十分な収納を備えた機能的で無駄のない住まいに仕上がりました。実生活のイメージが湧くモデルハウスを提案できたのは良かったと思います。また、YouTubeの定期的な発信に力を入れ、再生数が10万回を超える動画も出たことは収穫でした。コロナ禍で自粛していたオーナーズクラブのイベントも実施。デイキャンプ体験には約80組の家族の400人が参加され、再び多くのお客さまとの交流が深まりました。

─昨年9月、八代市と合志市の住宅展示場にオープンしたモデルハウスはどのような内容ですか。

荒木 女性チームが企画した合志市のモデルハウスはキッチンを真ん中に配置し、脱衣室を隣接。コンパクトで回遊性の高い家事動線に仕上げました。洗面台は脱衣室の外に出し、広めのカウンターとガス乾燥機を設置。洗濯から乾燥、アイロンがけ、収納までワンストップで行えるランドリースペース兼脱衣室にしたところ、女性のお客さまを中心に好評をいただいています。八代市の展示場はLDKのどこからでも中庭に通じる当社の王道的タイプ。ロフトのシアタールーム活用なども提案しています。

─以前からZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)に取り組んでいます。

荒木 元々ZEHを標準仕様にしていましたが、昨年から蓄電システムを標準で搭載するようにしました。現在の太陽光発電は売電よりどれだけ自家消費するかが重視されます。日中発電した分をためて、夜間に使えるようにすれば日々の生活コストを抑えられるのでメリットが大きく、災害時にも役立つからです。私は常々「時代の半歩先を行きましょう」と社員に伝えています。これからお客さまが必要になるであろうものを前もって提案するのがプロの仕事だと考えるからです。蓄電池もその一環で、省エネや低炭素化に向け、限られた予算の中で最大のパフォーマンスを発揮する組み合わせを標準仕様にしました。今後もアップデートしていきます。

─これからの抱負をお聞かせください。
荒木 お客さまの夢や悩みを受け最適な提案ができる、価値ある存在でありたいと思っています。家づくりはお客さまの一生の思い出になる仕事。それを楽しめる時間やプロセスを提供していきます。

合志アンビーハウジングパーク・平屋モデルハウス
合志アンビーハウジングパーク・平屋モデルハウス

概要

所在地 〈本社〉〒862-0910
熊本市東区健軍本町1番8号
【電話】096(367)6244
〈長崎支店〉〒852-8034
長崎市城栄町2-18
【電話】095(865)6355
設立 平成16年3月8日
業務内容 注文住宅建築、アパート建築、分譲住宅、増改築
資本金 1,000万円
従業員数 59人(令和6年1月1日現在)
ホームページ https://www.comfort-house.com/

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