2月23日付

2月23日 09:03

 きょうは皇太子さまの59歳の誕生日。来年はいよいよ還暦を迎えられる。来年の2月23日は即位後初めての「天皇誕生日」であり、一段とめでたい祝日となりそうだ▼天皇陛下の誕生日である12月23日は、祝日ではなくなる。今年の2月23日はまだ祝日になっていないので、天皇誕生日がない珍しい年ということになる▼何か損をしたような気分にもなるが、そもそも日本は世界でも祝日がかなり多い国らしい。しかも、今年は新天皇が即位される5月1日と「即位礼正殿の儀」が行われる10月22日が、1年限りの祝日となり、年間17日と例年より祝日が1日増える▼一方で、日本の有給休暇の取得率は世界最低水準だ。自由に休みが取りにくい国でもあり、祝日で一斉に休むことの弊害も叫ばれている。今年のゴールデンウイークは10連休となるが、サービスや飲食など業種によっては逆に「10連勤」となる可能性もあるようだ。保育所や幼稚園も休みとなるので、子どもの預け先の悩みも深い▼暦通りに休めたとしても、どう過ごそうか頭を抱える人も少なくあるまい。どこへ行っても人混みだし、値段は高い。かといって家でゴロゴロしていると、せっかくの連休を無駄にしたようで…。「休み方改革」が必要だと痛感するものの、名案はなかなか見つからない▼10連休は2カ月後にやって来る。休むにしろ働くにしろ、元号が変わる歴史の節目を有意義に過ごしたい。新しい時代の働き方、休み方、そして生き方に思いを巡らせる機会になればいい。