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FORTUNE
熊本県内はもとより東京や大阪、福岡など県外で活躍している県出身者に、その人ならではの人生行路を思う存分語ってもらいます。
水俣市久木野ふるさとセンター愛林館館長の沢畑亨さん
西合志町(現合志市)出身。久木野地区は美しい森と棚田が広がる山里です。愛林館は地域づくりの拠点として、農産物の加工・販売やレストラン運営、イベント開催など幅広い活動を展開しています。山里の暮らしの魅力と、就任30年間の活動の軌跡について語ってもらいます。
南阿蘇村の農場「O2Farm」共同代表の大津愛梨(えり)さん
ドイツ生まれで東京育ち。結婚を機に南阿蘇村に移住して就農。その取り組みは、アジア太平洋地域の農業発展に貢献した人を顕彰する国連食糧農業機関(FAO)の「模範農業者賞」に選ばれました。日本人で2人目の快挙です。多方面で活躍中の様子を紹介します。
本田フィットネスジム会長の本田憲哉さん
熊本市出身で東海大二(現東海大星翔)高卒。ボクシングのアマチュアとプロの双方で多くの選手を育成。母校の部活指導に携わったころの思い出や、県内ジム所属として初の世界王者となった福原辰弥選手の成長の軌跡を語ります。
元参院議員の木村仁さん
熊本市出身で東京大。 1958年に自治庁(現・総務省)に入り、行政局長や消防庁長官を経て98年から参院議員2期。地方自治のエキスパートだった官僚時代や、国交政務官、外務副大臣の経験など、趣味の落語で培った語り口でたどります。
ヒトコト社代表の村上美香さん
熊本県民テレビの情報番組「テレビタミン」の司会を21年間務め、広く親しまれました。2018年3月に退社して独立し、話し方講座や企業研修などを手掛けています。「言葉の力を信じて」と題して、これまでの活動について語ります。
タレントの大田黒浩一さん
熊本市在住。ラジオの朝のワイド番組で話し始めて2021年で40年。テレビの司会や肥後にわかの舞台などでも活躍しています。熊本弁を織り交ぜた軽妙な語り口で半生を振り返ります。少年時代の昭和30~40年代の暮らしや遊びについて特にたっぷりと。
東海大熊本キャンパス長の木之内均さん
川崎市出身の非農家で、東海大の前身である九州東海大農学部の1期生。卒業後に阿蘇で就農し、規模を拡大しながら農業のビジネス化などを手掛けてきました。8年前には母校の教授にも就任。これまでの歩みを語ります。
通潤酒造(山都町)社長の山下泰雄さん
大手銀行を退職し、明和7(1770)年創業の日本酒蔵元を引き継ぎました。蝶(ちょう)ネクタイがトレードマークの12代目。日本酒の普及に力を注ぐ日々を、地域活性化への取り組みを交えて語ってもらいます。
マンガ家のとり・みきさん
人吉市出身で1979年デビュー。ギャグをメインにエッセイコミックやSF・ホラー物も発表し、95年『遠くへいきたい』で文春漫画賞。ふるさとの記憶からマンガの枠を超えた幅広い活動まで、振り返ってもらいます。
サッカーJ2ロアッソ運営会社の元社長前田浩文さん
県職員時代は、国体準備局長や男子世界ハンドボール選手権の推進局長などを歴任し、サッカーW杯キャンプ誘致にも尽力。スポーツ界の“黒子役”としての歩みを語ります。
熊本銀行前頭取の竹下英さん
旧鹿北町出身で明治大卒。1974年に熊本相互銀行に入行。熊本銀行、熊本ファミリー銀行、再び熊本銀行と四つの行名をたどり、バブル崩壊後の苦闘も経験した歩みを「私の銀行員物語」と題して振り返ってもらいます。
熊日童話会会長の渥美多嘉子さん
旧菊鹿町出身で看護学校を卒業後、看護師として九州一円の巡回診療に従事。46歳で熊日童話会に入会し、退職後も子どもたちの感性を育む活動を続けています。「夢と感動 子どもたちに」と題して振り返ってもらいます。
熊本県産業技術研究センター所長の今村徹さん
熊本高、九州大工学部卒。1973年NEC九州に入り、2005年に社長。事業統合後のルネサスセミコンダクタ九州・山口の初代社長も務めました。熊本・川尻で半導体事業と向き合った歩みを振り返ります。
元熊本大医学部長で長崎国際大学学長の安東由喜雄さん
大分県別府市出身で、熊本大大学院神経内科学分野教授、医学部長などを歴任。2017年に熊日賞を受賞し、20年から現職。遺伝子や映画に関するエッセーを多数執筆。医師、医学研究者としての活動や思いなどをつづります。
作家の前山光則さん
人吉市出身で八代市在住。高校教師時代から地域に根ざして文筆活動を展開し、「ふるさと球磨川放浪記」など多くの著書があります。「ていねいに生きて行くんだ-本のある生活」で熊日文学賞を受けました。「球磨川のほとりで」と題して語ってもらいます。
NPO法人「くまもと未来ネット」代表理事の原育美さん
環境問題の解決を目指して消費生活や公共交通、エネルギーなど多様な分野で活動。未来を見つめ、仲間と歩んだ半生を語ってもらいます。
愛媛大アジア古代産業考古学研究センター長の村上恭通さん
熊本市出身で熊本大卒、広島大大学院修了。熊本の豊富な遺跡巡りに明け暮れた少年時代や、研究で明らかになりつつある古代アジアの鉄文化の伝播などについて語ってもらいます。
日本パラスポーツ学会監事の山本行文さん
熊本市在住。日本の車いすマラソンの先駆者で、パラリンピック3大会に出場。一線を退いてからは若手選手の育成やパラ競技の普及に力を注いでいます。
元熊本工高野球部監督の山口俊介さん
水上村出身。少年時代に抱いた高校野球への憧れと挫折、エンジニアを志した青年期、故郷での教育者・野球指導者としての取り組みや思いなどを振り返ってもらいます。
思想史家の山室信一・京都大名誉教授
熊本市出身。「法制官僚の時代」「キメラ-満洲国の肖像」など著書多数。ふるさとで出合ったさまざまな歴史の断片に導かれるように、日本とアジアの連鎖史研究へ進んだ歩みを振り返ります。
南阿蘇村在住の写真家長野良市さん
ロバート・キャパの作品と出合い写真家を志し、写真集「阿蘇・宇宙」で熊日出版文化賞を受賞。海外での撮影や、熊本地震、熊本豪雨で被災地支援にも取り組んだ歩みを、通常よりワイド判の写真と共に振り返ります。
お金に関する知識が生活防衛につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格取得を目指す記者と一緒に楽しく学んでいきましょう。
※次回は「使える補助金」編。5月10日(金)に更新予定です。
熊本県政のトップを決める県知事選。戦後、公選制となって以来、激しい選挙戦や候補者調整が繰り広げられてきた。2020年までの20回にわたる県知事選を、各候補の得票数などとともに振り返る。
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