淡水魚「ホンモロコ」、命の乱舞 琵琶湖で盛んに産卵行動
滋賀県の琵琶湖固有の淡水魚「ホンモロコ」が湖岸に押し寄せ、産卵を始めている。
コイ科で体長10センチほど。浅瀬の木や草の根、岩などに卵を産み付ける。25日は朝から昼にかけ波打ち際に数百匹の群れが現れた。パシャパシャと跳ね回って体をぶつけ合い、乱舞するように産卵行動を見せた。
ホンモロコは環境省のレッドリストで、ごく近い将来の絶滅の危険性が高い「絶滅危惧IA類」に分類されている。同県では天敵である外来魚の駆除などに取り組み、近年は産卵数が増加傾向にある。
滋賀県立琵琶湖博物館でホンモロコの生態などを研究する米田一紀さん(39)によると、産卵は例年6月半ばまで続く。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧-
GW最終日、上りピークに 連休から日常へ、Uターン
共同通信 -
ピーマン苦み、卵黄が抑制 キユーピー、仕組み解明
共同通信 -
岩国基地で「日米親善デー」 オスプレイなど航空ショー参加
共同通信 -
米国産砂鉄で日本刀作り、福井 古来技法伝授、販路拡大へ
共同通信 -
勧進帳舞台の小松で子ども歌舞伎 石川県、500人の観客魅了
共同通信 -
インターネットで“ご支猿”募集 愛知の「日本モンキーセンター」
共同通信 -
能登最大の春祭り開催、七尾市 曳山中止「できることを」
共同通信 -
赤ちゃん力士が元気な泣き声 岩手・花巻、全国泣き相撲大会
共同通信 -
時代に合った様式模索 多度大社の上げ馬神事
共同通信 -
メタバース館内で芸術鑑賞を 秋田県立近代美術館、高精細再現
共同通信