ガザ南部に民間人の退避場所か イスラエル軍のラファ侵攻に備え

共同通信 2024年4月24日 09:15
 パレスチナ自治区ガザ北部でイスラエルの空爆により破壊された住宅の近くに座る少年=22日(ロイター=共同)
 パレスチナ自治区ガザ北部でイスラエルの空爆により破壊された住宅の近くに座る少年=22日(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】AP通信は23日、衛星写真の分析から、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス近郊で、テントを使った施設の設置が進んでいると報じた。軍が狙うガザ最南部ラファへの侵攻に向け、民間人の退避場所となる可能性がある。

 ガザの戦闘は23日で200日。発端となったイスラエル奇襲攻撃を実行したハマスの軍事部門「カッサム旅団」の報道官は、動画声明で「占領軍が攻撃する限り抵抗を続ける」と述べ、戦闘継続を表明した。

 ラファには、ガザ各地から避難民ら約120万人が密集している。国際社会は自制を促すが、イスラエルは侵攻の構えを崩していない。

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