東電、核燃料装填作業を報道公開 新潟の柏崎刈羽原発

共同通信 2024年4月18日 18:27
 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発7号機での核燃料の装填作業で、原子炉内をのぞき込む作業員(上)=18日午後
 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発7号機での核燃料の装填作業で、原子炉内をのぞき込む作業員(上)=18日午後

 東京電力は18日、新潟県の柏崎刈羽原発7号機の原子炉に核燃料を装填する作業を報道陣に公開した。原子炉建屋内でガラス越しに見る形。15日午後の作業開始後、現場を公開するのは初めて。

 「燃料取替機」と呼ばれる大型重機で1体ずつつかみ、使用済み核燃料プールから原子炉圧力容器に移す。放射線を遮蔽するため水中で行われ、かかる時間は1体につき7分ほど。重機には防護服姿の作業員が乗り込み、正しい位置に入ったかどうかを上から双眼鏡で確認していた。

 装填予定の計872体のうち、18日午後2時の段階で85体の移動を終えた。作業期間は約2週間を見込んでいる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧