月で4回目「越夜」挑戦へ 5月中に、探査機SLIM
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、月面着陸をした探査機「SLIM(スリム)」が29日に休眠状態に入ったと発表した。着陸地点が日没を迎えたため。太陽光発電の再開が見込める5月中旬から下旬に再稼働を試みる。4回目の「越夜」挑戦となる。
スリムは1月20日に月面着陸した。設計上は過酷な夜を耐え抜くことを想定していない。だが予定した活動を終えた後も休眠と復旧を繰り返し、3回の越夜に成功。どこまで耐えられるか分かれば、今後の月探査に向けて知見を蓄積できる。
星の並び具合から探査機の向きを計測する装置を使い撮影した、月面の画像も公開した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
月面に「天文台」設置へ JAXA、28年の観測目指す
共同通信 -
雄イカの繁殖方法、誕生日が決定 戦う派か非戦派か、東京大研究
共同通信 -
コロナ感染者、前週比1・22倍 2月発表以来の増加
共同通信 -
6回目の処理水海洋放出を開始 東電、6月4日まで7800トン
共同通信 -
ロシア、宇宙の核兵器を研究か 22年に衛星打ち上げ、米紙報道
共同通信 -
オープンAIと掲示板提携 米レディット、データ活用
共同通信 -
新属新種のイルカ化石 世界最古、群馬
共同通信 -
震度6弱、局地的で被害少 四国と大分の地震から1カ月
共同通信 -
玄海町、文献調査の受諾文書発送 風評被害対策、情報提供を要求
共同通信 -
佐賀・玄海町、核のごみ調査受諾文書を発送
共同通信