今年も開幕「JA植木まつり」 合志市の熊本県農業公園 花や樹木品定め
熊本に春の訪れを告げる恒例の「JA植木まつり」が25日、合志市の熊本県農業公園カントリーパークで始まった。紅白の色鮮やかなウメや果樹の苗木、花の苗などが並び、暖かな日差しの中、大勢の人が詰めかけた。2月24日まで。
JA熊本経済連と県内10JAの主催で49回目。約2万平方メートルの会場に237区画、116個人・団体が出店した。開会式ではJA熊本経済連の丁道夫会長が「農業の役割をPRしながら、来場者に春の訪れと自然の大切さを実感してほしい」とあいさつ。テープカットして開会を祝った。
JA熊本経済連によると、マキやマツなどの樹木に加え、近年は外国人らにミニ盆栽やこけ玉なども人気という。家を建てたばかりという菊池市のパート女性(33)は、4カ月の長女を抱いて来場。「オリーブなど、子どもと一緒に育つ木を植えたい」と品定めしていた。
期間中、約17万人の来場者と2億1300万円の売り上げを見込む。家庭菜園や樹木の剪[せん]定、フラワーアレンジメント教室などのイベントも開催。入場無料。午前9時~午後4時。(林田賢一郎)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツTHEMES
熊本の経済ニュース-
人手不足に悩む企業支援、八代市と熊本労働局が雇用対策協定
熊本日日新聞 -
生成AI「活用」18% 前年の2倍超に 熊本県内の経営者意識調査
熊本日日新聞 -
「現場に寄り添った農政を」 九州農政局長に着任した熊本市出身の緒方和之さん(58)【ロビー】
熊本日日新聞 -
熊本市の魅力、海外メディアにアピール 東京・日本外国特派員協会で「熊本ナイト」 熊本城の復興や半導体集積
熊本日日新聞 -
営農支援で連携協定 菊陽町とJA熊本果実連、JA菊池 特産ニンジンのジュース開発中
熊本日日新聞 -
熊本第一信用金庫人事異動(2025年2月3日付)
熊本日日新聞 -
「埋めない」タイムカプセル、城野印刷所(益城町)が新事業 管理施設で保存
熊本日日新聞 -
熊本県内変電所、増強で需要に対応 九州電力送配電 80億円超投資 半導体企業集積で供給力強化
熊本日日新聞 -
早生キャベツ、価格2倍に【ただいま入荷中@熊青西九州青果】
熊本日日新聞 -
《読まれています》台湾の御嵿グループ、菊陽町の結婚式場を購入 3月3日から宴会、パーティー事業
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛やより良い生活につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学びましょう。
※この連載企画の更新は終了しました。1年間のご愛読、ありがとうございました。エフエム熊本のラジオ版「聴いて得する!お金の話『まね得』」は、引き続き放送中です。