今年も開幕「JA植木まつり」 合志市の熊本県農業公園 花や樹木品定め

熊本日日新聞 2025年1月25日 11:22
来場者でにぎわう「JA植木まつり」の会場=25日、合志市
来場者でにぎわう「JA植木まつり」の会場=25日、合志市

 熊本に春の訪れを告げる恒例の「JA植木まつり」が25日、合志市の熊本県農業公園カントリーパークで始まった。紅白の色鮮やかなウメや果樹の苗木、花の苗などが並び、暖かな日差しの中、大勢の人が詰めかけた。2月24日まで。

 JA熊本経済連と県内10JAの主催で49回目。約2万平方メートルの会場に237区画、116個人・団体が出店した。開会式ではJA熊本経済連の丁道夫会長が「農業の役割をPRしながら、来場者に春の訪れと自然の大切さを実感してほしい」とあいさつ。テープカットして開会を祝った。

紅白のウメの花を楽しむ家族連れ=25日、合志市
紅白のウメの花を楽しむ家族連れ=25日、合志市

 JA熊本経済連によると、マキやマツなどの樹木に加え、近年は外国人らにミニ盆栽やこけ玉なども人気という。家を建てたばかりという菊池市のパート女性(33)は、4カ月の長女を抱いて来場。「オリーブなど、子どもと一緒に育つ木を植えたい」と品定めしていた。

 期間中、約17万人の来場者と2億1300万円の売り上げを見込む。家庭菜園や樹木の剪[せん]定、フラワーアレンジメント教室などのイベントも開催。入場無料。午前9時~午後4時。(林田賢一郎)

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