熊本でインフルエンザ急拡大 前週の2・6倍、学年、学級閉鎖相次ぐ 県感染症情報
熊本県が12日発表した2~8日の感染症情報によると、インフルエンザの報告数が前週比約2・6倍に増加し、県内全域で感染が拡大している。感染者は10代が約65%を占め、熊本市や玉名市、菊池市などで学年閉鎖や学級閉鎖が相次いでいる。
79定点医療機関から605人の報告があった。1定点あたりの患者数は有明が15・25人、菊池が14・75人、御船が12・2人で、いずれも注意報レベルを超えた。県健康危機管理課は、手洗いやうがいなど基本的な感染対策の徹底を改めて呼びかけている。
全数報告分は、つつが虫病が4人、梅毒が3人、結核が2人、腸管出血性大腸菌感染症とレジオネラ症が各1人だった。(丸山伸太郎)
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