万博来場者の輸送計画固まる バス割合減、交通情報集約

共同通信 2024年12月11日 00:49
 万博会場への主な交通手段と想定人数
 万博会場への主な交通手段と想定人数

 2025年大阪・関西万博会場への来場者アクセスを円滑にする輸送計画の全容が10日、固まった。主な交通手段別に想定利用者数を示した「分担率」は、主要鉄道駅と会場を結ぶシャトルバスの割合が減り、鉄道が増加。バスの運転手不足を反映した。会期中の交通情報集約を担うセンターの設置も決定。今後は計画に基づく訓練や運用テストに移る。

 日本国際博覧会協会と有識者らでつくる協議会が「来場者輸送具体方針」の最終版を策定。協会の飛田章交通局長は会合で「全ての来場者が安全かつ円滑に来られるよう、引き続き関係者と連携していく」と語った。

 万博会場への来場者は多い日の平均で1日当たり22万7千人を見込み、協会は主に3種類のアクセスを想定。7月策定の前回版では(1)会場直結の大阪メトロで12万9千人(2)シャトルバス3万人(3)自家用車からシャトルバスに乗り換える「パーク・アンド・ライド」方式6万8千人―としていた。最終版で鉄道は4千人増の13万3千人、バスは2万6千人とした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧