山鹿市の康平寺 境内に黄色いじゅうたん 大イチョウが見頃

熊本日日新聞 2024年12月9日 20:44
色づいたイチョウの葉が降り積もり、落ち葉のじゅうたんが見頃を迎えた康平寺=7日、山鹿市
色づいたイチョウの葉が降り積もり、落ち葉のじゅうたんが見頃を迎えた康平寺=7日、山鹿市

 山鹿市鹿央町の康平寺で色づいたイチョウの葉が散り始め、黄色いじゅうたんを敷いたような光景が広がっている。この時期、人気の撮影スポットとして知られ、熊本県内外から多くの人が訪れている。

 イチョウは本堂の両脇に立つ。大きい方は高さ35メートルで、樹齢約150年と伝わる。今年は暖かく、例年より散り始めが10日ほど遅かったという。毎年訪れるという玉名市の内田靖信さん(76)は「いつ来てもきれいで癒やされる。この景観を守っている地域の人たちに頭が下がる」と話した。

 康平寺は平安期に創建された山岳密教寺院。地元の住民組合が管理し、この時期は県内最古の木造仏とされる地蔵菩薩[ぼさつ]立像や二十八部衆像が平日も参拝できる。特別公開は15日まで。同寺☎0968(36)4030。(本田清悟)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
熊本のニュース