【2024年衆院選】熊日担当記者6人が分析!! 比例票で見えた熊本の民意は?
衆院選比例代表の熊本県内の結果からは、小選挙区とは異なる「民意」が見えてくる。担当記者6人が比例票の動向や、不透明感が増す今後の政局を巡り、県政界への影響を語り合った。(衆院選取材班)
記者A 県内の比例票は、自民党が2021年の前回衆院選から8万2千票減らし、公明党は目標の九州ブロック4議席を維持できなかった。自民派閥の裏金事件による逆風がはっきりと結果に表れた。
記者B 自民県連幹部も、票を減らした要因として一番大きかったのは「政治とカネ」の問題だと認めていた。選挙区は各候補者の名前を書いても、比例で「自民」と書いてもらうのは、かなりハードルが高かったようだ。
記者C 選挙戦終盤には、裏金事件で非公認となった候補が代表を務める政党支部に、自民が2千万円を支給していたことも明らかになった。自民にとっては痛手になった。
残り 2270字(全文 2641字)
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツTHEMES
選挙熊本-
参院選、動き出す熊本県内各党 自民、3選めざす馬場氏 野党、候補者一本化探る
熊本日日新聞 -
熊本県内17市町村で首長選 2025年 議員選は11市町村予定
熊本日日新聞 -
芦北町長選 立候補予定者説明会に現職と新人の2陣営
熊本日日新聞 -
大津町長選 立候補予定者説明会に現職と新人の2陣営 町議選は23陣営 2月2日投開票
熊本日日新聞 -
「自民1強」熊本県内、どうなる参院選…? 知事選・衆院選で勝利の自民、準備着々 野党は幸山氏、小野氏に注目
熊本日日新聞 -
宇城市長選 立候補予定者説明会に新人4陣営 市議補選は9陣営 2月9日投開票
熊本日日新聞 -
荒尾市長選 立候補者説明会に現職のみ 市議補選には新人3陣営 1月26日投開票
熊本日日新聞 -
山鹿市長選 立候補予定者説明会に現職1陣営のみ出席 市議選には24陣営 2月2日投開票
熊本日日新聞 -
芦北町長選 新人の前田氏が出馬へ 2人目の表明 1月19日投開票
熊本日日新聞 -
天草市長選 立候補予定者説明会に現職陣営のみ出席
熊本日日新聞
STORY
連載・企画-
移動の足を考える
熊本都市圏の住民の間には、慢性化している交通渋滞への不満が強くあります。台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などでこの状況に拍車が掛かるとみられる中、「渋滞都市」から抜け出す取り組みが急務。その切り札とみられるのが公共交通機関の活性化です。連載企画「移動の足を考える」では、それぞれの交通機関の現状を紹介し、あるべき姿を模索します。
-
学んで得する!お金の話「まね得」
お金に関する知識が生活防衛やより良い生活につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、しっかりした家計管理で安心して生活したい記者と一緒に、楽しく学びましょう。
※この連載企画の更新は終了しました。1年間のご愛読、ありがとうございました。エフエム熊本のラジオ版「聴いて得する!お金の話『まね得』」は、引き続き放送中です。