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食考 くまもと

13年度県農業コンクール 審査長講評(下) 都市部から集客、交流

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「食と農」部門の現地審査。審査員らが農村に設けられたフットパスのコースを歩いた=昨年10月、美里町
 32個人・団体の入賞が決まった2013年度県農業コンクール大会(県、農業団体、熊本日日新聞社主催)。今回は、地産地消や都市と農村の交流などに取り組む個人や団体を対象にした「食と農」部門で審査長を務めた岩本英伸氏(県農業技術課)に審査講評を聞いた。(太路秀紀)

●食と農部門 岩本英伸氏

 本選に進んだのは8グループと、1個人、1企業。地産地消や都市と農村の交流、食育や食文化の継承などで多彩な取り組みを行っていました。

 特徴的だったのは、都市部からお客を呼び込み交流する活動で、フットパスや地域全体での農家民宿など新しい活動がみられた点。フットパスは、田園など地域に昔からある風景を歩きながら楽しむこと。コースを整備し、参加した都市住民と交流することで地域を活性化する試みがありました。

 今年も、全体として女性が元気で頑張っている印象がありました。中でも直売所の運営や加工品の生産などでの活躍が目立ちました。若手農業者らによる農産物や加工品の開発・直売もあり、今後の活躍が期待されます。

 最優秀の秀賞に輝いた熊本市北区植木町の間[はざま]さん夫婦は、有機農業を核にしながら、消費者と深くつながり、30年間にわたり交流を続けてきた点が評価されました。本当の意味での「顔が見える」関係です。同じく有機農業を志す研修生の受け入れにも積極的で、食育面などでの貢献も顕著でした。

 特別賞の人吉球磨グリーンツーリズム推進協議会(人吉市)には、農家民宿約30軒が所属し連携。郷土料理のレシピ集をつくるなど、地域の有機的なつながりが、都市との交流の新しいモデルになりそうです。



熊本日日新聞 2014年01月13日

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