連載・水俣病特措法10年第2部 「出口なき最終解決」

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報道各社のインタビューに答える小泉進次郎環境相。質問者を見ながら答える姿が印象的だが、水俣病では手元の想定問答に目を落とす場面が目立った=9月13日、環境省

 連載・水俣病病特別措置法(特措法)10年の第2部「出口なき最終解決」がスタート。水俣病特措法は、被害者救済のほか、不知火海沿岸住民の健康調査や、原因企業チッソの分社化の道を開きました。しかし、2009年の成立・施行から10年たっても、政府は調査の手法を開発中と言い続け、健康調査を実施していません。チッソも分社化したものの、業績が振るわず、当初描いた「補償責任の完遂」は遠のいていますた。出口のない袋小路に入り、ほころびを見せつつある、特措法が目指した最終解決の行方に焦点を当てます。