「NIEで未来拓く」 宮崎市で全国大会、対面開催は3年ぶり

2022年8月5日 09:23

3年ぶりの対面開催となったNIE全国大会で、意見を交わすパネリストたち=宮崎市の市民文化ホール

 学校現場などで新聞記事を活用する「NIE(教育に新聞を)」の全国大会が4日、宮崎市の市民文化ホールで始まった。「いまを開き 未来を拓く NIE」をスローガンに、子どもたちの考える力を伸ばすNIEの可能性などについて意見を交わした。

 日本新聞協会主催、宮崎日日新聞社など主管。対面開催は3年ぶりで、全国の新聞、教育関係者ら1100人が参加した。同協会の丸山昌宏会長が「成人年齢が18歳に引き下げられ、主権者教育に新聞が果たす役割が高まっている。大会をNIEのすそ野を広げる一助にしたい」とあいさつした。

 「NIEで伸びる力、伸ばす力」と題したパネルディスカッションでは、中学校教諭や学識経験者、高校生ら6人が意見交換。「新聞には読解力を養うために必要な論理的、実用的な文章や資料がある」「教師が記者から地域の情報収集の方法を学ぶなど、人的交流も大事」などと述べた。

 リチウムイオン電池の開発で2019年、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰・旭化成名誉フェローが開発までの経過を講演した。

 5日は、宮崎県内の学校で取り組む実践例発表や公開授業がある。(藤山裕作)

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