新聞切り抜き、読み解く力を 子ども向け「スクラップブック教室」 熊本市

11月24日 10:14

新聞を切り抜いてノートに貼る参加者=熊本市中央区
切り抜いた新聞について発表する浜田祐衣さん

 新聞を読んで切り抜きながら、文章を読み解く能力を身に付ける「新聞スクラップブック教室」が17日、熊本市中央区のホテル熊本テルサでありました。幼児~小学6年の子どもと保護者の計約80人が、興味を持った記事を選び、スクラップしました。

 学研教室熊本事務局が、子どもたちの学力向上などを目的に、初めて開きました。

 教室では、熊日編集局の松村和彦NIE担当部長が、来年春の教育改革と大学入試について「知識や技能を身に付けるだけでなく、考えて判断し、表現する力が求められるようになる」などと話しました。

 続いて、熊日朝刊をめくりながら、気になる記事や写真を切り抜いてノートに貼り、感想を書き込む実習がありました。子どもたちは、はさみを手に保護者や学研教室の先生と話しながら、スポーツ大会や4コマ漫画、ハンセン病など社会問題の記事をスクラップしていました。

 天皇陛下の即位を披露するパレードの記事をスクラップした菊池北小3年の浜田祐衣さんは、「皇后陛下の笑顔とティアラが、とてもきれいでした」と、感想を発表しました。

 教室を終えて、武蔵ケ丘北小6年の永山唯斗君は「今までくまTOMO面を読んでいましたが、ほかの記事も読みたくなりました」。母親の比呂子さん(43)は「これからも新聞を読んでほしいですね。学力や文章力が付きそうです」と話しました。(鹿本成人)