平澤 碧惟(編集局文化生活部|2019年入社)

Q 現在のお仕事の内容を教えてください
文化生活部の芸能担当として、音楽(クラシックやポップス)、演劇(劇団、オペラ、ミュージカル)、伝統芸能(能、狂言)、演芸(落語、講談)など幅広い分野を日々取材しています。熊日の紙面は週1回、芸能面があり、そこに掲載する公演の告知記事を書くこともあれば、コンサートなど当日取材したものをニュース記事として出稿することもあります。時には、美術や文化財の取材や、選挙やスポーツなどビッグイベントの取材にかかわることもあります。この1年で多くのことを経験しました。
Q 仕事をする上で心掛けていることは何ですか
正確性です。記事は間違いがあってはいけません。固有名詞や数字など、間違えやすいものは特に注意します。しつこいと思われるかもしれませんが、少しでも不安が残れば電話で再度確認することもあります。名前は、ノートに書いた名前を本人に見せて確認するよう心がけています。また、取材相手とのコミュニケーションも意識しています、取材前に、どういう目的で取材したいのか、どんな記事になるのかなどを、分かる範囲で伝え、取材後は掲載予定を連絡するようにしています。一度取材した相手を再度取材したり、まったく違う機会に再会したりするケースもあるので、良好な関係を保っていきたいと思います。
Q 関わった仕事で一番印象に残っていることを教えてください
熊本地震の被災者を取材した時のことです。記事が掲載された後に、「書いてあることのニュアンスが違う、こういう風には書いてほしくなかった」と言われたことがありました。記事掲載後、多くの人に「見たよ」と声をかけられ、大きな反響があったことに驚き、動揺したともおっしゃっていました。私はその人を応援したい、良かれと思って記事を書いていたので、ショックでした。被災者の方としっかりコミュニケーションが取れていなかったことを反省すると同時に、新聞が持つ影響力をあらためて実感しました。
Q 就活時代にやって良かったことは何でしたか
先輩社員に話を聞くことは必須だと思います。会社は正直入ってみないと分からない部分があり、部署によって雰囲気や仕事内容は大きく違うこともあります。先輩社員の本音を聞くことは大事です。また、自分が入社した際、どのような仕事をするのか、具体的にイメージすることも重要だと思います。時事問題の勉強は、新聞社の仕事以外でも役に立ちます。