熊本県の宿泊損失1000億円超 昨年3月以降、県試算 「Go To」停止響く

熊本日日新聞 | 01月15日 16:00

 熊本県は14日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う宿泊客の減少で、昨年3月から今年1月までの県内経済損失額が累計で1001億円に上るとの試算を発表した。政府の観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止などで、昨秋の回復傾向から落ち込んだことが影響した。

 県内の主要なホテルや旅館など39施設への調査で、1月の宿泊客数(予約含む)は昨年同月比68%減となった。これに日本人宿泊客の観光消費単価を踏まえて損失額を試算したところ、昨年12月時点の882億円から大きく膨らんだ。

 Go Toの開始で、宿泊客数は10、11月の減少幅が20%台で推移するなど回復傾向にあったが、感染の「第3波」や全国一時停止の影響で、12月は36%減と悪化に転じていた。

 施設側からは「Go Toが再開されなければ壊滅的な状況」「キャンセルが多く、休館を延長せざるを得ない」などの声が寄せられたという。

 県観光企画課は「Go To停止期間も延長され、試算以上に厳しくなる可能性が高い」とみている。(中尾有希)

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