任期満了に伴う熊本県の玉東町長選が19日告示され、6選を目指す現職の前田移津行氏(70)、元町議で新人の坂本和也氏(63)=いずれも無所属、届け出順=が立候補し、一騎打ちの選挙戦に入った。
前田氏は選挙事務所(同町木葉)で出陣式。「分譲宅地の整備やJR木葉駅前開発など定住促進策に挑戦し、町の発展につなげてきた。子や孫に残せる町づくりにまい進していく」と訴えた。
坂本氏は選挙事務所(同町木葉)で第一声を上げ、「多くの町民から長期政権の弊害や無投票でいいのか、との声が寄せられた。選挙戦を通じて、町民の声を町政に反映させたい」と強調した。
投票は24日午前7時~午後7時、町内4カ所で。午後8時から町中央公民館で即日開票される。
結果判明は午後9時ごろの見通し。期日前投票は20~23日の午前8時半~午後8時、町役場で受け付ける。
18日現在の有権者数は、4371人(男2047人、女2324人)。(熊川果穂、松本敦)