熊本豪雨被災の「ホテルサン人吉」全面再開 環境配慮の取り組みも

熊本日日新聞 | 01月12日 07:07

被災後の改修を終え、全面再開を喜ぶホテルサン人吉の村田優子社長(左)=人吉市

 昨年の7月豪雨で被災し、休業していた熊本県人吉市上青井町の「ホテルサン人吉」が11日、営業を再開した。市内で全面再開する宿泊施設は初めて。

 同ホテルは、球磨川と支流の山田川の合流点近くに立地。豪雨では地下の機械室が濁流に漬かり、1階は天井付近まで水が来た。最大の特徴だった球磨川を見渡せるガラス張りの1階ロビーが大きなダメージを受けた。被害額は約4億5千万円。

 村田優子社長(53)によると、全面再開にあたり、重油を原料にしていたボイラー2機は電気給湯器にし、歯ブラシはプラスチックの割合が少ない物にも変えた。

 地球環境に配慮した取り組みで、村田社長は「今回の災害は温暖化の影響もある。できることをやることにした」と話す。従業員対象のSDGs(持続可能な開発目標)講習会も開いたという。

 同日、祝いに訪れた「人吉温泉女将の会さくら会」の有村政代会長(70)は「早い復旧に、こちらも元気になる。人吉球磨も少しずつ明るくなるでしょうね」と話していた。(小山智史)

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