
バスケットボールBリーグ2部(B2)第16節は10日、各地で5試合を行った。西地区5位の熊本ヴォルターズは、山形県総合運動公園で前日に続き東地区6位の山形と対戦し、94-82で雪辱した。通算14勝14敗で順位は変わらなかった。
熊本は第1クオーター、組織的な守備で山形の攻撃を防御。佐々木隆成やイバン・ラベネルの得点に加え、ファウルを重ねる相手からフリースローをもらって12点を稼ぎ、30-13と大きく先行した。第2クオーターはマーベル・ハリスやファイ・サンバ主将のダンクシュートが決まり、前半を52-33で折り返した。
第3クオーターも内外からバランス良く加点し一時28点のリードを奪うなどして79-62。第4クオーターは木田貴明らが要所でフリースローを確実に決めた。
ほかの西地区勢は、首位の佐賀が東地区1位の群馬に81-90で敗れ2連敗。群馬はB2記録を更新する26連勝を飾った。3位福岡は仙台、4位西宮は青森にそれぞれ勝ち、6位香川は敗れた。
熊本の次戦は16、17日、愛媛県の伊方スポーツセンターで、コロナ禍の影響で11月から延期された第9節の愛媛戦に臨む。(萩原亮平)