
J3ロアッソ熊本を運営するアスリートクラブ熊本の永田求社長や大木武監督らが8日、県庁を訪れ、蒲島郁夫知事にJ2昇格を逃した昨季の報告と新たなシーズンへの抱負を語った。
熊本はJ3で2季目となった昨季、リーグ戦後半に失速し18チーム中8位で終えた。永田社長が「大変残念な結果になってしまった」と報告すると、蒲島知事は「豪雨被害やコロナ禍の中、県民に希望を届けてくれた。今年こそJ3で優勝してくれると信じ、全力で応援する」と激励した。
熊本は現時点で11人の新加入選手が決定。2季目を迎える大木監督は「J2に上がるため、全員守備、全員攻撃でやっていきたい」と巻き返しを誓った。
今季のJ3は15チームで競い、2位以内がJ2に昇格。3月13日の開幕に向け、熊本は20日から新チームでの練習に入る。(河北英之)