鍛冶職人の技、小型ナタに 豪雨被災の店主、キャンプ人気で需要増

熊本日日新聞 | 2021年02月24日 16:00

出来上がった小型のナタを手にする岡正文さん=人吉市

 昨年7月の豪雨災害で浸水被害を受けた熊本県人吉市上青井町の鍛冶店「岡秀」の店主で鍛冶職人の岡正文さん(64)が、キャンプなどで便利な小型のナタを製作している。

 店は豪雨で機械などが壊れたが、約1カ月後に再開した。その後、ソロキャンプやたき火の人気から、「たき火のまき割りに使えるようなナタがないか」との問い合わせが多く寄せられ、製作することにしたという。

 製作しているナタは両刃で全長30センチ(刃渡り15センチ)で、刃には高級鋼の「安来青鋼[やすきあおはがね]」を使用。カシ材の柄は太めで握りやすくした。まき割りのほか、たき付けにする木の枝を削るなどの作業も想定している。

 ほぼ手作業のため製作する本数が限られ、価格はサクラ材などのさや付きで1万2千円。小型のキャンプ用ノコギリも製作中だ。

 岡さんは「キャンプなどで腰に下げておくと便利な一本。たき火でのまき割りや、ナイフ代わりに使ってもらえれば」と話している。岡秀TEL0966(22)3824。(吉田紳一)

記事アクセスランキング

  1. ${ranking.title}

※アクセス数(24時間以内)を元に集計

フォローする

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • youtube
  • note