「押し相撲で故郷に元気を」 新十両・貴健斗(八代市出身)が抱負

熊本日日新聞 | 2021年02月12日 11:00

「押し相撲を磨き、故郷に元気を与えたい」と語る新十両の貴健斗=10日、八代市鏡支所

 大相撲春場所(3月14日初日・両国国技館)で新十両となる貴健斗(25)=常盤山部屋、八代四中出=が10日、故郷の熊本県八代市を訪れ、関取としての抱負を語った。(聞き手・益田大也)

 -初場所は5勝2敗。初土俵から7年で念願の十両昇進を決めました。

 「思い切りよく突いて押す得意の相撲で結果を残せた。昨年7月の豪雨災害も発奮のきっかけ。避難所のテレビで相撲を見る人が多いと聞き、故郷の皆さんを元気にしたい一心で頑張った」

 -2015年11月場所で左膝を負傷。一時は幕下から三段目に番付が落ちました。

 「関取たちが治療法を教えてくれるなど、部屋のみんなのサポートでけがから復帰できた。それでも負けが込み、弱気になった時期もある」

 「貴乃花部屋時代からの弟弟子、大関貴景勝に『もっと覚悟を決めていけ』とハッパを掛けられ、向かっていく気持ちを取り戻した。同世代だが、技術、精神面ともに目標にしている力士だ」

 -元貴乃花親方にスカウトされて角界入り。

 「元親方には、四股など基本的な稽古をしっかりやるようたたき込まれた。その教えは移籍した今も大切にしている」

 -今後の目標は。

 「強みである押し相撲をさらに磨き、幕内を目指す。低い姿勢で当たる立ち合いや、手ごわい相手を倒す馬力を身に付けたい。故郷の皆さんに元気を与える相撲を取る」

 ◇貴健斗 輝虎(たかけんと・てるとら=本名水田健斗)1996年、八代市生まれ。小学5年生で相撲を始め、八代四中、鳥取城北高ではいずれも3年時に団体戦で全国優勝。2014年に貴乃花部屋に入門し、同年初場所初土俵。18年、同親方の退職に伴い、千賀ノ浦(現・常盤山)部屋に移籍した。177センチ、165キロ。

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