「地方創生の取り組み強化」 坂本担当相が就任会見

熊本日日新聞 | 2020年9月17日 20:30

image
就任会見で質問に答える坂本哲志地方創生担当相=17日、内閣府

 菅内閣で初入閣した坂本哲志地方創生担当相(衆院熊本3区)は17日、内閣府で就任会見に臨み、「新型コロナウイルスの克服と経済活性化の両立という視点を取り入れながら、地方創生の取り組みを強化していく」と抱負を語った。

 坂本氏は「地方創生のキーワードは女性」と強調。「女性が移住したくなる地方とはどういうものかを考え、ハードルを解消することが地方創生につながる」と述べた。

 コロナ禍で都市部から地方への移住に関心が高まっている点については「分散型社会が皆さんの意識の中に広がってほしい」と力を込めた。

 この日は午前11時、東京・永田町の合同庁舎に初登庁し、約40人の職員から出迎えを受けた。報道陣には「とにかく全力でやる。自助、共助、公助という菅政権のキャッチフレーズをしっかり守って職務に当たりたい」と答えた。

 坂本氏は「少子化対策」「1億総活躍」「まち・ひと・しごと創生」も担当する。(嶋田昇平)