
熊本県阿蘇市小里の阿蘇草原保全活動センターで21日、「ASO草原フェスティバル」があり、親子連れらが工作や牧野散策を通じて草原の魅力を満喫した。
環境省や公益財団法人阿蘇グリーンストック(阿蘇市)などでつくる実行委員会が毎年開き、4回目。
クズやアケビのつる、松ぼっくり、ススキ、ヒノキの葉などの自然素材を使った工作体験が人気を集めた。リースを作った熊本市立白川小1年の小嶋紗南さんは「いっぱい飾りを付けて楽しかった。家に飾りたい」と話した。
かつて牧野での採草作業中に野営するために使った草泊まり作りや、野焼きの際に延焼を防ぐため水を噴射するジェットシューター体験などもあった。(山下友吾)