剣術、柔術、流鏑馬…「古武道」20流派、迫力の演武 熊本市

熊本日日新聞 | 2023年3月19日 20:32

演武を披露する兵法タイ捨流の出演者ら=熊本武道館

 県内の古武道の流派が一堂に会する第35回県古武道演武大会が19日、熊本市中央区の熊本武道館であり、剣術、柔術、流鏑馬(やぶさめ)など20流派の約200人が、気迫のこもった演武を披露した。

 県内の22流派(約600人)が加盟する県古武道会主催。開会式で浅野幸一郎会長が「今まで受け継がれてきた伝統を後世に伝え続けていきたい」とあいさつした。

 日置流道雪派弓術の演武で開幕。3人の射手が立射と片ひざを立てながらの座射で鮮やかに的を射抜いた。その後も各流派が伝統の技を披露し、迫力ある太刀さばきなどに、会場から盛大な拍手が送られた。(野村拓生)

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