PTA動画、やりがい発信中 城北小 「マイナスイメージ払拭したい」【北区発】

熊本日日新聞 | 2023年1月26日 06:21

PTAの活動内容を伝える動画の一場面

 熊本市北区の城北小PTAは、動画投稿サイト「ユーチューブ」で、学校行事や地域のイベント、役員のやりがい、児童を見守る地域団体の取り組みなどを発信しながら活動の幅を広げている。小嵜友和会長(44)は「〝面倒ごと〟とマイナスイメージを抱かれやすいPTAに親しみを持ってもらい、地域づくりに貢献したい」との思いだ。

 1月上旬、小嵜さんは昨年企画した「科学実験教室」の動画を投稿した。役員らが撮影した写真や映像をつなぎ、字幕を入れた約10分の動画。大学生らの手ほどきで、熱気球体験やスライム作りに挑戦する児童の様子が楽しめる。

 2021年秋、新型コロナウイルス禍で校区の秋祭りを中止した代替企画でチャンネルを開設。名称は城北(じょうほく)とJOY(ジョイ)をかけ、学校番号を加えた「じょいちゃんねる44」。児童と保護者と地域の新たなつながりの場にする狙いだ。

 授業や避難訓練、祭り、スポーツフェスタのほか、夜間パトロールやイベントの裏方で奮闘する役員らの姿を投稿。「子育ての情報交換の場」「学校での様子を見る機会が増える」などとPTA活動の魅力や、家庭や仕事の事情に応じた会員区分を説明しながら、やりがいをアピールする。

 さらに、「回覧板が届くまで」と自治会にスポットを当てたり、「公民館ってなに?」と地域活動を紹介したりしている。60本近くのユーチューブ動画の〝電子版〟だけでなく、校内にも〝掲示版〟を張り出している。

 「こども会」などと連携し、児童らの目線で地域の課題に関する意見やアイデアを寄せてもらう「こども評議員」を任命するプロジェクトも始動。通学路の危険箇所や公園のごみ問題の対策を考えたり、住民らと交流の場を設けたりする。

 小嵜会長は「PTAは子どもの成長を手伝う役目だけでなく、一緒に楽しむ、一緒に取り組む視点が大事。子どもから大人までが一体となり、魅力的な地域づくりをしていきたい」と話している。(河北希)

回覧板の準備をする地域住民らについて説明する動画の一場面
城北小PTA「じょいちゃんねる44」の〝掲示版〟

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