【料理帖】ローストビーフ

熊本日日新聞 | 2022年9月17日 00:00

 「ローストビーフって簡単よ」と、料理好きな友人たちは口をそろえますが、オーブンでの火の通し方といい、肉の色合いといい、考えただけでも難しそうです。

 でも上手に作れるようになれば、もてなしでの気の利いた一品に加えることができます。そこで、友人に作り方を教えてもらい、ローストビーフに挑戦することに。

 「ポイントは調理する前に、牛肉の塊を25度程度の室温に30分~1時間ほど置くこと(肉の量で時間は変わります)」と友人は言います。これは肉の外側と中心部の温度を均一にするためだそうです。

 次に肉の塊に塩こしょうをすり込むようにつけます。友人の場合、塩こしょうはステーキを焼く場合より多めに使うそうです。そして熱したフライパンにサラダ油を入れ、表面を焼きます。塊なので各面をまんべんなく焼き付けていきます。

 さて、ここからが2つ目のポイント。焼き目が付いた肉をラップで包み、次にジッパー付きのポリ袋に入れ、沸騰させて火を止めたたっぷりのお湯に30分ほど漬けます。つまり肉の外側は焼き目を付け、中心部は湯せんで低温調理するわけです。

 それが終わると、しばらく冷蔵庫で冷やし、スライスして盛り付けます。調理法が簡単でびっくり。何だか理科の実験みたいです。ソースは煮詰めた赤ワインにしょうゆとバター、はちみつを加えて味を整えたら、これがよく合いました。ぜひお試しあれ。

〈材料〉 ヒレやモモなど牛赤身肉の塊(300g)、塩こしょう、サラダ油、ベビーリーフ、お湯、ソース(赤ワイン、しょうゆ、バター、はちみつ)

〈作り方〉 肉を室温に30分〜1時間ほど置く。肉にすり込むように塩こしょうする。フライパンに油を引いて表面に焼き目を付ける。焼いた肉をラップで包み、ジッパー付きのポリ袋に入れ、沸騰して火を止めたたっぷりのお湯の中に30分ほど漬ける。次に冷蔵庫でしばらく冷やして、スライスして器に盛り付け、ベビーリーフなどを添える。

2022.9.17(土)掲載 料理・文/福永和子

※記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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