【#おうち時間】鉄道模型 リアルさ人気、想像を形に

熊本日日新聞 | 2022年7月5日 08:57

車両の鉄道模型を操作しながら説明する八木紀彦店長=熊本市中央区

 さっそうと走る姿で人々を魅了する電車。最近、自宅で電車を楽しみたいと鉄道模型を趣味にする人が増えている。外装だけでなく、座席などの内装まで細やかに再現された車両は本物そっくり。自分で組み立てたレール上に思い入れのある電車を走らせる喜びは格別だ。

 老舗の「日教社模型店」(熊本市中央区)は、鉄道模型も数多く取り扱う。八木紀彦店長(76)=同区=は「鉄道模型は元々人気があったが、新型コロナウイルス禍で売れ行きが大きく伸びた」と話す。新しく始める親子や、昔楽しんでいた人が再開するなど、幅広い年代でニーズが高まっているという。

松山幸一さんが作ったジオラマの高架橋を走る車両の模型=上天草市(松山さん提供)

 鉄道模型はレールに流れる電気で走行する仕組み。コントローラーで電車のスピードや進行方向を自在に操れる。レールをうまく組み合わせるとポイントで軌道変更も可能で、このリアルさが人を引きつける。大きさ150分の1の車両が人気で、車両と線路、コントローラーのスターターセットは約2万円前後。風景を再現する建物の模型やジオラマセットも合わせて売れている。

 2月から鉄道模型を始めた自営業の松山幸一さん(42)=上天草市=は、畳1畳分の広さに滝や桜の丘を再現して電車を走らせている。「風景と合わせ、電車のかっこいい写真や動画が撮れた時は何とも言えない達成感がある。想像を形にできるのが最大の魅力」と話す。最近ではSNSなどで撮影した映像を発信しながら楽しんでいる。(小田喜一)

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