スリランカ首相が辞任 経済危機、一族支配に批判

共同通信 | 2022年5月10日 00:51

 マヒンダ・ラジャパクサ氏(ロイター=共同)
 マヒンダ・ラジャパクサ氏(ロイター=共同)
 9日、スリランカ最大都市コロンボで政府に抗議する市民ら(ゲッティ=共同)
 9日、スリランカ最大都市コロンボで政府に抗議する市民ら(ゲッティ=共同)

 【ニューデリー共同】スリランカのマヒンダ・ラジャパクサ首相が9日辞任した。マヒンダ氏の広報担当者が明らかにした。マヒンダ氏はゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の兄に当たる。経済危機を招いたとして、一族支配に対する批判が高まっていた。

 ゴタバヤ氏はマヒンダ氏の辞任で一定の責任を取り、幕引きを図りたい意向。野党を含む挙国一致内閣の創設を進めたい考えだが、混乱は今後も続きそうだ。

 経済危機は対外債務の膨張と新型コロナウイルス感染拡大による観光業の不振などが要因。マヒンダ氏は2005~15年に大統領を務め、中国の支援でインフラ整備を進めた経緯がある。

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