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犠牲ない生存本位の社会を 「高群逸枝」刊行に寄せて 日本近代文学研究者・谷口絹枝

熊本日日新聞 2022年5月2日 11:20
高群逸枝の小伝や作品評などを集めた「別冊『環』 高群逸枝 1894-1964」(藤原書店・3520円)。作家の故石牟礼道子さんの文章も収録されている

 女性史研究の先駆者で詩人でもあった高群逸枝(宇城市出身)を現代におけるさまざまな問題意識の中で読み解いた「別冊『環』 高群逸枝 1894~1964 女性史の開拓者のコスモロジー」が藤原書店から刊行された。現代における高群研究の意義とは何か...

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