大学入学共通テスト始まる 熊本県内5会場6千人挑む

熊本日日新聞 | 2022年01月15日 21:07

大学入学共通テストが始まり、問題や解答用紙を配布する試験官=15日午前9時15分ごろ、熊本市中央区の熊本大(石本智)

 大学入学共通テストが15日、全国677会場で始まった。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が急拡大する中、各大学は換気や消毒を徹底。熊本県内の熊本大、県立大、東海大、崇城大、熊本学園大の5会場でも、受験生たちはマスク着用などの感染対策を取って試験に挑んだ。16日まで。

 県内の志願者は6324人。このうち実際に15日受験したのは、教科別に▽地理歴史・公民5531人▽国語5915人▽外国語5938人▽英語リスニング5924人-だった。新型コロナ感染者の濃厚接触者で別室受験となった人数については、「公表すると個人の特定につながる恐れがある」とした大学入試センターの方針に従って、各大学とも公表しなかった。

 熊本市中央区の熊本大黒髪キャンパスは、感染防止策として、昨年に引き続き受験生以外の構内立ち入りを原則禁止。試験を受ける教室では座席を離して換気し、試験中は鼻と口をマスクで覆うよう受験生に促した。

 試験開始前、八代高3年の脇元朔太郎さんは「緊張しているけれど、この2日間はやれることをしっかりやるだけ。応援してくれた家族のためにも全力を尽くしたい」と話した。

 16日は理科と数学がある。(澤本麻里子)

大学入学共通テストが始まり、試験室へ向かう受験生=15日午前8時50分ごろ、熊本市中央区の熊本大(石本智)

◆熊本県警と大学、警戒強化 東大切り付け事件を受け◆

 大学入学共通テスト会場の東大前の路上で15日朝、受験生らが切り付けられた事件を受け、熊本県警は県内の会場周辺で、パトカーの赤色灯を回すなど警戒を強めた。

 県警は16日も警戒を続ける。会場となる熊本市内の熊本大、県立大、東海大、崇城大、熊本学園大の入り口周辺で、試験開始前に警察官やパトカーを巡回させるなどする。

 一方、この5大学は、新型コロナウイルス感染防止のため受験生以外の構内への立ち入りを原則禁じており、16日も徹底する。県立大の試験実施本部は「監督者に対して、警戒するよう注意を促した」と話した。(上島諒、澤本麻里子)

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