死刑判決から再審無罪、免田栄さん一周忌の法要 大牟田市

熊本日日新聞 | 2021年12月05日 14:21

免田栄さんの一周忌の法要で読経を聞く参列者ら=5日、大牟田市

 死刑囚として初の再審無罪となり、昨年95歳で亡くなった免田栄さんの一周忌の法要が5日、大牟田市の行信寺で営まれ、妻玉枝さん(85)と支援者ら8人が故人をしのんだ。

 免田さんは熊本県人吉市で1948年12月に発生した一家4人殺傷事件で強盗殺人容疑に問われ、逮捕・起訴された。一審途中から全面否認したが、52年1月に最高裁で死刑が確定。6回目の請求で再審が始まり、熊本地裁八代支部が83年7月、免田さんのアリバイを認めて無罪判決を言い渡し、確定した。

 免田さんは社会復帰後、全国各地で講演し、冤罪[えんざい]の根絶と死刑制度の廃止を訴え続けた。(熊川果穂)

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